2000年3月8日(水)

【2日目前半】チェ・ゲバラ三昧


モロ要塞の砲台

朝食料金込みではないので、料金を支払って、ホテルのレストランで朝食をとる。ビュッフェ形式などではなく、完全なオーダー形式なので、トーストや卵料理、紅茶等を注文した。朝ごはんはまあまあ。

さて、観光観光。まず最初に、カバーニャ要塞とモロ要塞へ。ホテルのある旧市街からは、海底トンネルで運河を横断しなければならず、徒歩で行くことはできないので、タクシーを利用する。

帰りの足がなくなってしまうと困るので、カバーニャ要塞からモロ要塞までと、それぞれの内部を見学している間は、運転手に待っていてもらい、再度旧市街に連れて帰ってきてもらうと言うコースでお願いした。

モロ要塞については、何故か余り良く覚えていない。要塞から見えるハバナ旧市街の写真が残っているので、確かに行ったのだが・・・それはそうと、この要塞は、現在灯台の役目も果たしているとのこと。

カバーニャ要塞内には、ゲバラ博物館もあるが、営業時間は10時からで、10時前に着いてしまった為、まだ開館していなかった。せっかくここまで来たからには、もちろん待ってでも見学する。



要塞内のゲバラ博物館

ようやく開館したゲバラ博物館。自分以外の観光客は誰も来ておらず、ほぼ独占状態でノンビリ鑑賞。ここは、実際にチェが執務を行っていた場所でもあり、ファンにはたまらない。チェの愛用していたニコンSや、銃、写真などが展示されていた

次に、革命博物館の前でタクシーを降ろしてもうら。現在は、博物館となっているスペイン・コロニアル様式の建物だが、1920年から40年間大統領官邸として使用されていたとのこと。入場料:US$3、カメラ持込料:US$3で、合計US$6を支払う。

最上階は、ゲリラ戦を行っている際の蝋人形(チェなんだけど全然似てない!)や、バチスタ政権に対抗し、人々がマレコンをデモ行進している絵などなど。博物館の裏側には、実際にフィデルとチェが使用していた車や、メキシコからキューバに上陸する際に乗ってきたグランマ号が展示されていた。

ワタシにとってのメインである1階には、チェ・ゲバラコーナーがあり、遺品や、かの有名なフィデルに宛てた「別れの手紙」等、チェだけの世界に浸ることが出来た。また、チェ・ゲバラコーナーの一角で、フィルムが上映されているので、休憩しがてら見ようかなと腰掛けた。


モロ要塞より、ハバナ旧市街を望む
チェ・ゲバラ博物館内の展示
チェ愛用の品々 カメラはニコンS?

と同時に、南米を一人旅してきたと言う、香港人のおばちゃんにつかまってしまった。ずっとスペイン語の世界だったから、やっと英語の通じる人に会えて嬉しいと、機関銃のようにまくしたてられた。でもこっちはただひたすら相槌打ってるだけ。あの、ほとんど言葉を発してないんですけど、ワタシ・・・

お願いだから、フィルムを見る邪魔をしないでと思ったのだが、いつまで経っても話を止めようとしないので、結局「じゃあ、もうそろそろ行きますんで・・・・」と逃げるように博物館を出た。
バチスタ政権を倒した時の絵かな
ゲリラ戦時の蝋人形 チェとフィデル
言わずもがなだけど、チェ

多分、鏡の間
バチスタ政権に対抗するデモ行進の絵!
ここから左側へ行くとチェ・ゲバラコーナー!

チェとフィデルが実際に乗っていた車
恐らくあのフィルムは、チェの遺体が、何十年かぶりにキューバに戻ってきた際に、行われた行進のものだったんだろうな。ああ、かなり残念。「フィルムを見たいんですけど・・・」と言えなかった自分もダメだが、何となくおばちゃんの気持ちもわかるので、無碍にも出来なかったのだー。

その後は、マーケットに行き、チェ・ゲバラグッズをチェックした後、一度ホテルに戻って休憩。


工場内で作りたてホヤホヤの葉巻
ガルシア・ロルカ劇場外観。
パルタガス葉巻工場の外観。クラシックな感じ
コイーバやモンテクリストなどの有名銘柄を代表として、数十種類の葉巻をここで生産しているとのこと。また、室内前方には、フィデルとチェの大きな額入り写真が飾られていた(写真右下)。やっぱりここは共産主義国なんだなー。

葉の選別や、巻く作業など、ここで全て手作業で行っている。クルクルっと巻く作業なんて、凄く簡単そうに見えるのだが、きっとそうではないのだろう。熟練のなせる技がそう見させてくれるのだ。

葉巻を口に加えながら仕事をしてる人や、隣の席の人と、お話しながら作業している人など、様々だが、みんななんかゆったり仕事をしていた。
こういうのは、社会主義国特有だね
工場で働く人々。なんか楽しそうにノンビリ仕事をしてるんだよね
Back to 1950

工場内を、ガイド付きで見学することが出来るが、言語は英語かスペイン語のみ。時間が決まっていたらしいけど、ちょうど10分後に開始とのことで、葉巻ショップで時間をつぶして待つ。大勢で周るのかと思ったら、ワタシの他は、イタリア人の若そうな女の子2人組だけだった。



闇葉巻売りに関しては、本当にこっそり近付いてきて、「コイーバ買わない?安いよ〜。」とか「モンテクリストあるよ〜。」と囁くように言う。友達や父親から頼まれていたけど、そんな怪しい人から購入するのは、何となく嫌なので買わない。

次に向かうは、パルタガス葉巻工場。1845年に建てられたコロニアルな建物内に入ると、すぐ右に葉巻ショップがあり、こちらでコイーバやモンテクリストなど、葉巻を1本単位で購入することが出来る。本場キューバでは、箱単位で買っても、日本に比べるとかなり安価だけど、箱入りはいらないでしょ。


ハバナ旧市街は、犯罪防止の為?か街の至るところに警官が立っているので、何となく安心と言えば安心だった。でも街を歩いていると、警官の目を盗んで色々な人が声をかけてくる。

中南米お約束の「チーナ、チーナ(中国人)」攻撃と、たかりと、闇葉巻売り。たかりは、「何でもいいからちょうだい」と、「品物限定でちょうだい」と言う人と色々。「何でもいいから」は、本当に何でもいいから欲しいみたい。品物限定は、「食べ物」とか「洋服」とか「薬(風邪薬とか頭痛薬とか)」とか人それぞれ。